フェイスマッサージの効果とは?自宅で簡単に行う方法などご紹介
メイクではなかなかカバーしきれない、むくみやたるみ、血色が悪いなどの悩みはフェイスマッサージが効果的です。今回はフェイスマッサージの効果や、自宅で簡単にできる方法について紹介します。
フェイスマッサージの効果とは?
フェイスマッサージは、指や手の平で顔をなでたりさすったりと、適度な圧をかけてマッサージすることです。フェイスマッサージには以下のような効果が期待できます。
たるみを予防しすっきりとしたフェイスラインに
太ったわけでもないのに、フェイスラインがすっきりしないということはないでしょうか。それは血液やリンパの流れが悪く、老廃物が溜まっていることが原因かもしれません。すっきりしたフェイスラインにするには、フェイスマッサージで血液を循環させ、代謝を上げることが大切です。
代謝を促しむくみを改善
代謝が悪くなると水分が排出されず、顔のむくみが起きやすくなります。むくむと目が小さく見えたり顔が大きく見えたりしてよい印象を与えられず、さらにはほうれい線の原因になることもわかっています。フェイスマッサージはむくみの予防や解消、ほうれい線対策の効果があります。
血行不良によるくすみをよくする
血行不良を起こすと必要な酸素が供給されず、肌がくすんで見える原因になります。フェイスマッサージによって血行を促進し、くすみの改善が期待できます。
フェイスマッサージの仕組み
フェイスマッサージはどのような仕組みで効果につながるのでしょうか
リンパ液を流れやすくし停滞を防ぐ
体内には、血液やリンパ液などさまざまな液体が巡っています。リンパ液は老廃物を流す役割があり、リンパ液や老廃物の流れが悪くなるとむくみを起こし、脂肪もつきやすくなります。フェイスマッサージによってリンパ液がスムーズに流れやすくなると、むくみや脂肪、たるみの予防や防止につながります。
筋肉のコリをほぐし血行をよくする
顔はさまざまな筋肉があり、凝り固まったり衰えたりすると血行不良を起こし、顔色やむくみに影響します。腕や足などの大きな筋肉であれば筋肉を鍛えて血行促進を図ることが可能ですが、顔の筋肉は体積が小さいため血行を促すことが難しいのです。
そのためフェイスマッサージによって顔の筋肉をほぐして柔らかくし、血行を促進させることで顔色の悪さやむくみなどを防止できます。
リラクゼーション効果
優しく丁寧にフェイスマッサージを行うことで、リラクゼーション効果が得られます。緊張やストレスは筋肉が硬直して血行不良を起こす原因であるため、リラックスするだけでも筋肉の硬直や血行不良を緩和させてくれます。
どの部分をマッサージすればいい?
顔はさまざまな筋肉があり、それぞれつながっています。それぞれのパーツをつなげる筋肉や、リンパの流れを意識してマッサージすることが大切です。
額(ひたい)
額の部分にある前頭筋は頭部と顔をつなぎ合わせている筋肉で、額や目元のシワやたるみにも影響する部分です。目の周りの筋肉が衰えると、まぶたの開閉のために額の筋肉を使おうとして筋肉のコリやシワの原因になります。
額をマッサージすることで前頭筋のコリをほぐして、額や目元のシワやたるみ予防につながります。
目元
目元はまぶたのたるみやクマが気になる部分であり、顔がむくんだ時はまぶたが腫れたように見える場合もあります。眉毛のあたりから目の周りをマッサージでほぐすことで血行を促進し、余分に溜まった水分などを排出させるのに有効です。
側頭筋
側頭筋はこめかみの横から耳の上部の付近にあり、顔の側面と顎をつなぐ筋肉です。側頭筋が凝っているとたるみやむくみが生じやすいといわれています。そのため、フェイスマッサージでは側頭筋まで範囲を広げてマッサージするとよいでしょう。
頬(ほほ)
頬の部分は、顔の表情に関係する筋肉がたくさんあります。口元から耳の横までつながる大頬骨筋、口元から頬を通る小頬骨筋は口角を引き上げる働きがあり、この筋肉がしっかりしていると口角があがった表情や自然な笑顔を作れますが、衰えてしまうと頬が落ちてほうれい線ができる原因になります。フェイスマッサージで筋肉のコリをほぐしましょう。
顎(あご)
顎の周辺は、たるんだり二重顎になったりとフェイスラインが気になる場合におすすめです。エラの部分にある噛むときに使う咬筋は、凝り固まるとエラが張って顔が大きく見えることもあります。顎からフェイスラインにかけてマッサージすることで、すっきりした印象になります。
自宅で簡単フェイスマッサージの方法
気になる顔のパーツごとのフェイスマッサージと事前準備についてご紹介します。
フェイスマッサージの前の事前準備
フェイスマッサージを効果的に行うために、リンパの流れをよくしておきましょう。
【肩と首のリンパの流れをよくする】
1.うなじに両手をかけて、両方の肩にかけてなで下ろします。
2.両耳の下に手を当てて鎖骨にかけてなで下ろします。
【鎖骨と脇の下のリンパの流れをよくする】
1.鎖骨の中央から外側に向かってなでます。
2.腕を上げて脇の下と鎖骨の下あたりを挟むようにしてもみほぐします。
目元のたるみに効果的なマッサージ方法
目元のたるみは、年齢を感じさせる原因です。
1.耳の頬側の部分を、円を描くようにして軽くもみます。
2.耳の下から鎖骨まで左右3回を目安になで下ろします。
3.目の上側と下側を通るように、目頭から耳の前に向かってずらしながら押します。
フェイスラインのむくみに効果的なマッサージ方法
フェイスラインは、エラ張りや二重アゴなど悩みが多いものです。
1.顎の下の部分に人差し指の関節を押し込みます。
2.押し込みながらフェイスラインに沿ってぐりぐりとほぐしながら移動します。
マッサージはゆっくり丁寧に行う
マッサージは、ゆっくりと丁寧に行うことが大切です。強い力で押したからといってむくみ改善の効果が上がるものではありません。また、急いでマッサージすると気づかないうちに肌をこすってしまい大きく負担をかける原因ともなります。リンパの流れやツボを意識して、丁寧に行うことでマッサージ効果が高まります。
顔のリフトアップに効果的なマッサージ方法
口元やほうれい線もアプローチしましょう。
1.両手で口の端と顎を適度な圧をかけながらつまみます。
2.そのままほうれい線に沿って、つまむ位置をずらしていきます。
どのくらい時間をかけてマッサージすれば効果的?
フェイスマッサージは「1日1〜2回、1回3〜5分」程度が目安です。すぐに効果を実感したいからといって長時間マッサージを行うと、肌へ負担をかけ過ぎてしまいます。
長時間かけてマッサージするよりも、ゆっくり丁寧にリラックスした状態で行うほうが効果は高まるでしょう。入浴後や就寝前など、落ち着いているタイミングに行うのがおすすめです。
セルフマッサージの注意点とは?
セルフマッサージは自宅で簡単に行えるケアですが、間違った方法で行うと余計な刺激を与えて肌に負担をかける恐れがあるため注意が必要です。フェイスマッサージでどのようなことに気をつければよいか、いくつか注意点を紹介します。
摩擦を起こさないように注意する
フェイスマッサージは、必ずクリームやオイルなどを使って摩擦を防ぐことが大切です。押し流すように撫でたり圧をかけたりしますが、肌を必要以上にこすってはいけません。強くこすると肌への刺激が強くなり、炎症を起こしたりシミが出たりなど肌トラブルにつながるリスクがあります。
シミやソバカスは、紫外線を浴びてメラニン色素が分泌されることで肌に表れます。しかしメラニン色素は、紫外線以外にも過剰な刺激によって分泌されることがあります。たとえば、ニキビ跡や強い摩擦などがその例です。間違った方法でのフェイスマッサージは肌に刺激を与え、シミやソバカスとなって肌に表れる可能性があります。
クレンジングとマッサージは一緒に行わない
クレンジングとマッサージは別のステップで行いましょう。「クレンジングのときにフェイスマッサージを一緒に行えばよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。クレンジングは毎日のスキンケアで必須のステップであり、クリームやオイルを使用しているため、一見よい方法と思われます。
しかし、クレンジングにはメイクや付着した汚れを溶かす成分が含まれています。そのままフェイスマッサージに利用すると、メイクの成分が肌にこすりつけられ、浮かした汚れが毛穴にまた戻るといった恐れがあります。
フェイスマッサージは、メイクや汚れを落とした清潔な素肌と手で行うのがベストです。クレンジングはメイクを溶かすためのものであり、長時間肌につけたままにしていると負担になるため適切な時間で洗い流しましょう。
強い力でマッサージするのは逆効果
フェイスマッサージの効果をアップさせようと、強い力でもみ、強い圧力をかけるのは逆効果です。強い力によって肌表面が摩耗されるだけでなく、肌内部の線維までダメージを受けて、たるみやシワにつながる恐れもあります。とくに顔の皮膚はうすいため、優しく丁寧なマッサージを心がけましょう。
まとめ
以上、フェイスマッサージの効果や自宅で簡単にできる方法について紹介しました。フェイスマッサージの効果を知ると、ついつい長時間マッサージをして必要以上に力を加えてしまいますが、顔への摩擦が大きいと負担がかかり逆効果です。フェイスマッサージの効果をもっとアップさせたい場合、フェイスマッサージと一緒に美顔器を併用してみてはいかがでしょうか。
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