プラズマエアーシャワー技術 「コロナウィルス不活化」にも効果あり
〜照射60秒以内で90%不活化〜
先端技術を使った美容機器の開発販売を行うビューティーテックベンチャー企業の株式会社傳心堂(本社:東京都新宿区、代表取締役:野村京)は、この度、第三者機関における検証において、「Plasma Air ShowerR」技術※がヒト・コロナウィルス(以下コロナウィルス)不活化に効果が見られた検証結果が得られたことを発表いたします。
※美容クリニックで使用される大型プラズマシャワー機器をダウンサイジングして、ふんわり優しく肌ケアを実現する技術。当社では「プラズマエアーシャワー」と称します。
検証概要
宿主細胞:MRC-5 cell (JCRB Cell Bank 株, Cell#JCRB9008) コロナウィルス感染用
Virus:ヒト・コロナウィルス Human Coronavirus (ATCC 株, #ATCC VR740)
試験方法:ISO21702(Measurement of antiviral activity on plastics and other nonporous surface)に準拠した。
サンプル形状:試験に使用した検体は以下写真の通り。 美顔器本体中央部分よりプラズマが発生する。これを100ulのウィルス懸濁液に、所定の作用時間暴露させる。
ネガティブコントロールとして培養用液体培地にウィルス懸濁液を添加し、所定の作用時間静置した。 所定の作用時間が経過したらウィルス懸濁液を回収し、連続的に10倍希釈した。 最終的にウィルス懸濁液濃度を10-2から10-9に調整した。 これを宿主細胞に添加し、感染させ37℃ 5%CO2 条件にて10日間共培養しウィルス感染価を計測した。
ウィルス不活化試験
ISO21702(Measurement of antiviral activity on plastics and other non-porous surface)の試験方法に準拠して試験を実施し、TCID50測定法によりウィルス感染価を得た。
試験結果
感染価の算出はTCID50法(Behrens and Karber法)に従った。
Y=X×10a乗
a=Σp-0.5
Y:感染価(TCID50/1wellに接種したウィルス懸濁液量ml)
X:ウィルス懸濁液の希釈倍率(1レーン目の希釈倍率)
p;各希釈系列において細胞変性効果が認められる割合(細胞変性効果ありの穴数/総穴数) LogTCID50/mL=感染価A
A) 対照品(Medium)の感染価
B) サンプル品の感染価 抗 Virus 活性値=Log(A)-Log(B)
ヒト・コロナウィルスに対する感染価の減少値
プラズマ発生装置 ⇒ 6.1-5.0=1.1(LogTCID50/ml、作用時間60秒(10秒x6回))
結論
プラズマエアーシャワー美顔器は、コロナウィルス(ヒト・コロナ)不活化作用において、60秒以内のプラズマ照射時間で90.0%のコロナウィルスを不活化させることが判りました。既に検証されている保湿・ハリ・美白・シミ・肌のキメ(なめらかさ)・毛穴に関する改善効果だけではなく、コロナウィルスの不活化もできる効果があることが判りました。
今後の動き
日本では現在、新型コロナウィルス(Covid-19)第八波の流れもあり、感染をやむを得ないと考える方々も多いですが、一方で、後遺症で苦しむ方も多くいらっしゃいます。そうした中、傳心堂では引き続き、新型コロナウィルスに関する検証を行い、少しでも安心安全な暮らしができるよう、プラズマエアーシャワー技術の美容機器を通し、社会貢献ができればと考え尽力してまいります。
また、日本国内に留まらず、新型コロナウィルスの厳しい制限が解けない中国でもビジネスを展開していく予定です。
リクルート
傳心堂は事業展開のため、マーケターとしてのボードメンバー(CMO)を募集しています。
ECサイト構築運用、設計、デザイン、LP製作、課題抽出、LPO、SEO、社内外ディレクション、マネジメントに経験のある方、以下のアドレスまでご連絡ください。
info@denshindo.co.jp
【本レポート詳細・製品に関するお問い合わせ:カスタマーサービスセンター】
フリーダイヤル: 0120-39-5851
窓口受付時間:10:00~17:00(土日、祝日、夏季休業、年末年始除く)